クリリン家 diary

金欠おやじの暇つぶし&ボケ防止ですm(_ _)m

レトロでんしゃ館

今回は、名古屋の隣にある日進市「レトロでんしゃ館」へ行って来ました。

ここもスタンプラリーのポイント地点です。

名古屋市交通局日進工場の敷地内に、名古屋で使われていた古い市電や地下鉄が展示されています(^^)/

トンネルを掘るシールドマシン

パッと見何だこりゃ?って思ったのですが、駐車場脇にはシールドマシンの先端が展示されていました。
これが地下鉄トンネルの大きさなんですね?

 

館内に入ると懐かしい市電が並んでました、金欠オヤジには涙もんの電車達です(T_T)

床が木製なので初期型ですかねぇ

今では走っていない(存在したことも知らない人が多そう)名古屋市電は昭和11年から昭和49年まで名古屋市民の足として主要道路で活躍していました。

年配者は、市電が走っていた道路の事をいまだに「電車道」なんて呼んだりします。(今では路面電車が走っていた形跡が全くありませんがね)

路面電車の経路図

市電が戦前から走っていたなんてちょっとビックリです!

(そう言えば、ジブリ映画「風立ちぬ」中でも路面電車が描かれていたような?)

 

名古屋には軍需工場なんかも沢山あったので、大量の人を一度に運ぶため二連結された市電も作られました。

二台の車輌を繋げた3000型

子どもの頃、この二連結市電に乗りたかったのですが中々出会うことがありませんでした(*_*;

資料には昭和45年まで運用されていたようですが、名古屋まつりの時に花電車(電車全体を花で飾り付けた電車)で見た事があるくらいです。

小さすぎて覚えていないだけかも知れませんがね?

でも、床の隙間から路面が見えてたのは覚えています。(市バスかなぁ?)

懐かしい押釦

停留所の行灯

市電も少しずつ進化して最後の頃は床もゴム(樹脂)製になり、いろんな場所にゴムやプラスチック素材も使われて騒音もかなり小さくなりました。

静かすぎて車との接触事故が増えたとか??

車内がキレイ

車内の様子がかなり今風になりましたね!(ホントはA金欠オヤジ、めった電車に乗らないので知らないのですがね)

でも、造りを見ると、この頃の運転手さんって立ちっぱなしだったんだなぁ~ワンマンカーだったし、大変だぁ

 

昭和32年からは地下鉄も走り始めます。

最初の地下鉄、黄電

最初は名古屋と栄町の歩いても行けるような短い距離でしたが、市電が走っていた広い道路を露天掘りしてどんどん延伸して行きましたねぇ

年中、道路(地下鉄)工事をしていたのを覚えています。

今ではシールド工法で、知らないうちにトンネルが掘られてますがね!

地下鉄車内

最初の路線は、東西の中村公園~東山動物園と南北の名古屋城~名古屋港だったかな?

この路線が完成した辺りから路面電車の市電が廃止されてゆきましたね。

おかげで軌道の部分の道路は広くなったのですが、今では昔の「電車道」に名古屋高速の支柱が立っているので、また狭くなってます(>_<)

 

このレトロでんしゃ館、無料なのに懐かしく楽しい時間を過ごせました(*^▽^*)

子供の頃を思い出すこともでき、ありがたかったです!